愛の言葉

今年の秋の叙勲、芸術文化功労として旭日小綬章を私の敬愛する脚本家の大石静さんが受章されました。

私は一人で大喜びをしてしまいました。

一生懸命やっていたら、必ず人はみていてくれるんだなぁって。‥私は何もやっていませんが(笑)。

私は彼女の書くセリフが大好きです。

日本人って、電話でもちょっと別れるときでも親しい仲なら「love you」って言うのに、日本では滅多に「愛してる」とか「大好きよ❤️」って言わない。

こーんなに日本にも素敵なラブソングがいっぱい作られていて、愛を伝える言葉がこんなにあるし、カラオケとか行ったらみんな平気な顔して歌っているのに、不思議だなと思うんです。

私は言われたいし、歌詞でいっぱい口にしているから機会があれば言いたいけれど。

大石さんの作品にはとっても素敵な愛を伝える言葉が出てきて、その度にキュンとさせられてしまうのです。
彼女はいつも映画やドラマはリアル感も大切だけど夢がなければいけない、そのバランスが大事だと思うのよ、と。それに、あなたは私がそのセリフを書いてるって知ってるから一言一言よく聞いてくれてるからなんじゃない?なんておっしゃっていらしたけれど

ラブストーリーの名手のセリフはやはり心のそこそこっていうところに上手く触れてくれて、夢を与えてくれます。私はそのセリフの数々にどれだけキュンとしてどれだけうっとりして、どれだけ明日も頑張ろうと思わせてもらったか。

「死ぬほど好き」とか「溶けてしまいたいくらい」とか‥

本当はみんなどこかで言われたいのに、
そして、時にはそんな風に誰かを想うことだってあるだろうに、

日本人よ、みんなもっと愛を伝えましょう!(笑)

大石静さん、おめでとうございます。

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