幸せなこと、その②


がんになる原因‥。がんは10~20年前に体に発生したがん細胞が増殖して発症するようで、ストレスや不調により免疫力が弱り免疫細胞ががん細胞を全滅させることができなかったのだそうです。

うーむ、その頃ね。うん、うん、確かにいろいろあったわ、ストレス感じること。ナットク(笑)!

また、がんを克服するには、再発させないためには、自分が何故がん体質になったか紐をとくことも大切だそうです。そういえば、私は小さい時からネガティヴなところがあって‥、私は小さい頃から親に「あなたが我慢をしなさい。あなたが少し我慢をしたら、みんなが幸せになるんだから。」と育てられてきたので、いつのまにか自分の感情を押し殺してNOと言えない子になっていたようでした。いかなることが起きても親との距離はあり、寂しかったし悲しかったことも多かったです。いつの間にか我慢の限界もわからなくなって、誰かに甘えることを知らず、自分の存在価値は自分でみつけるしかないと頑張りすぎていたこともあったと思います。それ故、多くの失敗も、だからこそ乗り越えられたこともあります。そんな感じかしら‥。

でも、がんになって、すごく楽になりました。小さい頃から求めていた家族の温もりを感じることも出来、がんのおかげでいろんなことがどうでもよくなって、大事なのはただひとつ「生きていること」と思えるようになり、自分を甘やかすことが出来るようになりました。今はアマアマです(笑)。常に自分に耳を傾け、なるべく希望をきくようにしています。

がんになってもならなくても、ずっと変わらないこと。

私は我が子にはよく「ウエルカム!ようこそ!よく私を選んで生まれてきてくれたね、ありがとう。」と言うようにしています。(息子は生まれる前は天使で、天国(?)でいろんな女の人のビデオを観て、その中からママを選んだんだと2歳くらいの時に話してくれました。ですから彼は私が話す前から(!)歌い手だということを知っていて、小さい時に私の絵を描いたらマイクを持ってドレスを着ていてビックリ。皆さん、そうらしいですよ!)

この世に生まれれば、みんないいことも悪いこともあります。自分がたまたま悪い時に、誰かがキラキラ輝いている時もあれば、その逆もあるんです。みんな、生まれも育ちも、何から何まで違うのですから、比べても仕方ない。自分は自分。時々鏡を見ては深呼吸。しっかり前を向いて、美しく生きましょう。

圭以子

2 Comments

  1. 10代の頃の圭以子さんから感じられた端正さを超えた緊張感のようなものの理由がよくわかりました
    でも前の日記の写真を拝見するととても楽で楽しそうな今を感じます、とても素敵ですよ

    1. エドワード様
      いつもコメントをありがとうございます。
      はい。まだまだやりたいこともいっぱいです。
      エドワードさんの背中を奥様はきっと応援していらっしゃいますよ。私も応援しています!

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