闘病中、誰かがそばにいてくれるだけでとても幸せな気持ちになります。それが、どんなお薬よりよく効くんです!
うちの場合は両親もいない、頼りになるきょうだいもおりませんでした。家族は主人と小さな息子だけ。主人は仕事に行きながら精一杯のことをしてくれました。そして『どうせ昼飯は食べなきゃいけないし』とコンビニで買ったサンドイッチを片手に、毎日5分でも病室に顔を出してくれました。たとえ5分でも私にはそれがとても嬉しく感じました。当時、まだ年長だった息子は、それまで1年間やってきたお風呂掃除係に加え、部屋の掃除係も兼務しておりました。それからいつ帰って来れるか、もう来られないかわからなかったので、入院する前に私は息子にご飯の炊き方とたまごの焼き方を教えておきました。毎日冷たいコンビニ弁当ばかりではかわいそう‥温かいご飯と卵焼きさえあれば何とかなる、と。彼は時々ちゃんとそれを実践していたようです。ある時息子は〝お弁当におにぎりを作ってみたんだけど、うまく握れなくて食べる時にポロポロ崩れ落ちちゃってほとんど食べられなかったんだ〟と嘆いていました。そういえば、入院前におにぎりの握り方も一緒にやりました。『ママも頑張る、ぼくも頑張る』。それが二人の合言葉でした。子供は小さくても只事ではない危機感の下では、与えられた役割分担をちゃんとやることができるようです。今は安心しきってボロボロですが‥。あ〜
それから、家事が全く出来ない主人と小さな息子だけではなく、息子の送迎をして下さる方、ママ友、幼稚園の先生方、そしてそして私の友人達が本当に力を貸してくれました。
友達が病室にたずねて来てくれた時は、それだけでテンションが上がりました。無菌状態の時でも度々来てくれた友、一緒にご飯を食べてくれた友、肺炎にかかっていても一緒にいてくれた友‥、マイナスエネルギーいっぱいの場所なのにわざわざ足を運んでくれた、その気持ちがとっても嬉しかった。
少しでも喜ばそう、力になろうと、‥。
みんな、みんな〝ありがとう〟。最高の力になったよ!
これから私が出来ることは、みんなの力で勝ち取ったこの命を大事にすること、どんな形でも誰かに少しずつ返していく人生を送ること、だね。
闘病中、どんなに辛くても、病気にならなかったらわからない、〝特別の幸せ感〟ってあるんです。
圭以子さん、こんにちは。圭以子さんの歌声には何とも言えない安心感を強く感じます。日本語の美しさを忘れない歌い方だからでしょうか?先日は軽々しく、復活を・・・なんて書いてしまいましたが、ご自分のペースを大切にしてください。とにかく健康第一で。
ニャンコ様
安心感、日本語の美しさ‥私には最高の褒め言葉です!ありがとうございます。さらにやる気になりました!歌は続けます。ニャンコさんも頑張ってください。
ご主人の優しさと息子さんの健気さに心を打たれます
一番のお返しはこれからも元気で、笑顔で過ごされることだと思います
外野から贅沢を言わせてもらえば …
歌い続けてください (^^)
エドワード様
ありがとうございます。いつもお優しい言葉に癒され励まされます。歌い続けられるよう頑張ります。