読み聞かせの会

メリークリスマス。

あっというまに今年も終わってしまいますね。

終わる前に小さな一歩を踏み出しました。

 

例えば、

たくさん本の読み聞かせをしたり、手をつないだり、うんと抱っこしてあげたり、一緒に駆け回ったり‥。

母親が我が子にしてあげる、当たり前の日常のこと、

 

そんなささいなこと。

 

私は自分の息子が必要が一番必要としている時期に

私は何の病かわからずに苦しんでいました。

 

息子は眠る前に嬉しそうに一冊の本を選んでベッドに入って私に「読んで!」とせがんでも、残念ながら私は病気のせいで声が出せなく、「ごめんね」と言うのが精一杯でしたし

 

抱っこや遊び、‥‥手を繋いであげることもさえも、あの頃の私には苦痛で、応えることが難しかったのです。

 

本当に子供が親に求めている時期なんてわずかの間です。

 

それなのに私にはしてやることが出来なかった‥‥

 

病を乗り越えても、それがずっと心に残ったままでした。

 

小さな子供がいるお母さんが病気になった時のサポートはまだなかなか充分な世の中ではありません。お母さんは元気で当たり前だと思われているような気がしました。しかし、ありがたいことに、たくさんのあたたかな手が私達を支えてくれました。

 

闘病していた時に力を貸して下さった方々に、そして小さな子供を育てているママさんと子供達に、何か出来ないものだろうか?

今の私が出来ることをずっと探していました。

 

それがやっとつながり、区の子供達が集まる施設で定期的に「読み聞かせの会」を開くことになりました。

 

自分の子供にしてやれなかった読み聞かせです。

まずは、そこから

 

小さな一歩の始まりです。

 

何か私に出来ること、

伝えていけたらと思います。

 

2 Comments

  1. 1年以上、このサイトを覗いていなかったのですが、
    久々に覗いたらコメントを残せるようになってるんですね。

    若かりし頃の私は、榊原郁恵さんのファンでして、
    (ちなみに学年は圭以子さんと一緒です。)
    「パパが私を愛してる」を歌っている圭以子さんをテレビで初めて見たとき、一目惚れしました。
    (すみません。御本人対して失礼な言い方かもしれませんね。)
    すぐにレコード屋へ行き「パパが私を愛してる」買い、2枚目の「タッチ・ユー」も未だに持ってます。
    どちらもドキドキしながら聞いたものです。
    (我ながら純情だったと・・(笑))
    今でも、YouTubeで当時の映像を見ると、あの頃のドキドキ感が蘇ります。

    その後、いろいろと御苦労されたこと、このサイトで知りました。
    郁恵さんの手紙のエピソードもありましたね。

    あの頃にはなかったインターネット、使い方を間違うと恐ろしい部分もありますが、便利になりましたね。
    昔、貴女から夢をいただいた者として、
    ココにメッセージを残せることを嬉しく思うことと、
    応援する気持ちを届けることができればと思い、書き込みます。
    (笑っちゃいます。書いてて、年甲斐もなくドキドキです。(笑))

    今後も、時々覗かせていただきますね。

    1. ken様

      はじめまして。コメントありがとうございました。あの頃のことを思い出すと何だかいつでも空回りしていたようで、今だったらこうしたらよかったのにあぁしたら…とか考えることもあります。でも、そんな風に私のことを応援していてくださっていたなんて、とても感激です。ありがとうございます。これから何ができるかはわかりませんが、ともに同じ時代を生きていることを楽しみましょう。
      また是非是非コメントを残してください。お待ちしております。  中山圭以子

ken へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です