小林麻央さんの訃報を聞いて

市川海老蔵さんのお母様には私の入院の時にお世話になったご縁もあり、お元気になられることをいつもお祈りしておりました。

小さな子供をおいて死ぬわけにはいかないと食いしばっていたのは、小林麻央も私も同じです。母は強しです。いつも彼女のブログを拝見しながら、闘病していた時を振り返り、もう一度取り戻せた幸せに改めて感謝をしておりました。だからこそ、麻央さんにも同じように取り戻して欲しいと願っていました。

 

子供は亡くなると魂は10年は母親のそばにいるといいます。10歳になると、やっと自分の置かれている状況が理解出来て、あの世に行くことが出来るそうです。小さな子供を残して逝った親もまた同じでしょう。子供が自立できるまでは、きっとそばで成長を見守っていらっしゃるのだろうと思います。

 

私は闘病中の写真は一切撮りませんでした。日記や手紙のようなものも書きませんでした。それが誰かにとっての遺書や遺影になるのが怖かったからです。いつも現実逃避をして病気でないフリをしていました。見えない世界に吸い込まれていきそうで怖かったのです。現実を直視し、笑顔で写真を撮って、愛にあふれた言葉を世界中に配信される勇気につくづく強いなぁと感じていました。

 

本当に頑張られた、〝美しい方〟でしたね。残念でなりません。

心からご冥福をお祈りいたします。

 

 

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